井上兄弟建設株式会社

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社員インタビュー「型枠大工ってどんな仕事?」

井上兄弟建設株式会社 工事部長 内村 悟 一級型枠施工技能士/登録型枠基幹技能士

日本は地震国であるため、人の命や財産を守るには耐震性に優れた鉄筋コンクリート造の建物が必要で、建物を造るために必要な職種の一つが型枠工事です。型枠工事は建物の肉体というべきコンクリート造の躯体を作る重要な部分を荷なっています。

建設現場での大きな流れは、鳶さんが足場を作り、鉄筋屋さんが建物の骨組みの鉄筋を組み、型枠大工が型枠を取付け、土工さんがコンクリートを流し込み、固まるのを待ってから、型枠解体工が型枠を外し、コンクリートの躯体が出来ます。

型枠工事の流れとして施工図を見て加工図を作り、木材を切り、型枠を下ごしらえし、現場に搬入して正確に取り付けます。取り付けた型枠がコンクリートを流し込んでも変形や壊れないような強度の型枠を作ります。図面を読み取る力、材料、力学、コストパフォーマンス、安全など型枠大工に求める能力は広範囲にわたります。

仕事の醍醐味

仕事の醍醐味 イメージ写真

仕事をやって行くうちに少しずつ自分で出来るようになりレベルアップした作業を先輩にやらせてもらえるようになると自分で考えて仕事を進められ、形になっていくことが楽しかったです。

職長になった時は、監督さんと打ち合わせをして工程を守るため作業の流れや仕事がスムーズにいくように段取り、作業員をまとめ、大変な思いをした現場では苦労した分だけやりがいを感じました。また、終わった現場の前を通る度に自分でやった現場だと思い出がよみがえります。

私は勉強が嫌いで中卒ですが型枠大工は自分のやる気や腕を磨けば実力でお金が稼げて年齢も関係ありません。頑張れば頑張るだけ周りに認められ、お金が稼げる所が魅力でやりがいにもなっていくと思います。

井上兄弟建設の特徴

社長が女性ということもありアットホームで暖かみのある会社です。

会社の職人はベテランから若手と年齢層が幅広く、タイ・フィリピンなど技能実習生・特定技能とグローバルな環境です。また、社保完備と保証も充実し、社員寮・レクレーションなど福利厚生、安全教育・技能講習・技能検定などの資格習得の斡旋をしています。

みんなの力で一つの建物を作っていく仕事なので、学歴・キャリアが無くても技術を身に着ければ出来る仕事です。決して敷居は高くありませんのでチームワーク力・意欲力がある人を求めています。

井上兄弟建設の特徴 イメージ写真

社員インタビュー「大工の職長にいたるまで」

井上兄弟建設株式会社 上級職長 村木 英男 一級型枠施工技能士/登録型枠基幹技能士

中学を卒業して18歳から地元青森で大工を始めました。
いとこに弟子入りするため神奈川に上京し、その後21歳の時、井上兄弟建設にて働き出しました。バブルの時は若くしてスポーツカーに乗るくらい稼げる仕事でした。

時代により変動もあり、一時期は仕事も減り大変な時もありました。
昔は気性の荒い先輩も多く、怒鳴られることもあり、暑さや寒さなど厳しい環境の中、何度も辞めたいと思いました。しかし、途中でやめなかったのは常に勉強だと思って仕事をしているので、途中でやめて中途半端になるのが嫌だったからです。今でこそ誰でもできないような難しい物件でも何でもできるようになったのは、常に向上心をもって仕事をしてきたからだと思います。

職長としての「成長の基軸」

職長としての「成長の基軸」 イメージ写真

18歳で大工を始めて職長として(大工をまとめる)リーダーになったのは30歳の頃です。

職長になり立ての頃は納得がいく仕事が出来ず、まだまだだと思って歯がゆい思いもしました。しかし、5年くらいたった頃、自信がもてるようになり一人前の職長になれた気がします。

2023年に元請様から優良職長として社長賞をいただく機会がありました。現場で職人を仕切る立場として、とても名誉な事で嬉しかったです。

今後は自分が後輩に学んだことを伝える番だと思っています。
大工になるきっかけのほとんどは身内の影響です。何も知らない状態だと、大工という職の就き方すらわからないと思います。

現在の井上兄弟建設は、古くからいるベテラン職人、始めて数年の若い職人、外国人など様々な人がいます。老舗と新しい風が合わさり、職人同志が助け合いとても働きやすい雰囲気だと思います。
我々は、大工に興味のある若い力を待っています。一から教えるので、未経験であっても興味があればぜひ一緒に働きましょう。本当の意味での手に職が付きます。

社長インタビュー「わたしたちが求める人材」

代表取締役 川村千絵

弊社は昭和37年に私の祖父が兄弟と共に設立した会社です。私は四代目にあたりますが、現在の社員も当時からいる社員の息子さんなど二代目にわたり会社を支えてくれています。

社員数30人と型枠大工と解体の職人100人近くが弊社にて仕事をしてくれています。

職人は業界全体で人員が不足しています。だからこそ、一度、型枠大工として技術を身につければ、同じ型枠業種の中であればどこにいっても経験がそのままお給料に反映すると思いますし、職人としてキャリアアップしたあとは、だれもが自分が社長となって独立するチャンスがある職種だと思います。

ぜひ、当社に興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。